サラリーマン(OL)の副業について考えてみた
こんにちは、「ポイントライフ研究所」です。
当研究所の中の人の本業はOLなんですが、2009年くらいから、多種多様な副業を経験しています。
ここ1年半ほどはブログが中心です。最初はサーバー代が稼げるかどうか、または自分の備忘録代わり、という感じもあったのですが、今はちょっとした家計の助けになっています。副業からもうちょっと本腰を入れてやりたいなーと思ったり思わなかったりしております。
このエントリーでは、サラリーマンの副業の必要性、実態、会社ばれについて、そして、当サイトでは主にポイントサイトのことを扱っているのですが、「サラリーマンの副業としてのポイントサイトの可能性」について書いてみたいと思います。
そもそも、サラリーマン(OL)には副業が必要なのか?
周りの若い世代のOLさんやサラリーマンを見ていると、副業をやっているという話は結構耳にします。
いまや、サラリーマンの副業はある程度当たり前、黙認の流れができつつあるんだと思います。
だけど、今までは、サラリーマンは副業をせず、本業に集中すべき・・・という価値観が普通だったと思います。
はたして、現在の日本で、サラリーマンは副業をする必要があるのでしょうか?
若い世代のサラリーマン、OLの給料は副業が必要になるくらい良くない
簡単に言えば、昔に比べてサラリーマン、OLの給料はデフレといわれる日本の物価上昇率を加味してもめちゃ減っています。
サラリーマンの平均給与は、バブル期から右肩下がりで、ちょっと持ち直したと思った2008年にリーマンショックのせいでまたどっかんと下がっています。
バブル後の不況と、新興国への業務移転という流れがあり、日本企業はあの手この手を使って企業にとってお荷物となりかねない、人件費を圧縮しにかかっています。それは一時的に給与を減らすといったものではなく、採用や出世コースを変えるといった根本的な構造を変えるものです。
特に女性は非正規が半分、昇給は望めない
これを見るとけっこうみんなお給料貰ってるよね、と思うのですが、
男女の違いを見ると、悲しいくらい明白で、女性の給与は300万未満で頭打ちすることがわかります。
理由は簡単で、非正規雇用は圧倒的に女性が多く、扶養控除内で働く人も一定数いるので、平均を押し下げているのです。
男性は正規雇用でも採用時の職種に注意
では、男性ならみんな副業なしのサラリーマンでやっていけるのかと言うと、今は大手企業でも、昇進・昇給し続ける人と、ずっと同じような仕事と同じような給与で働く人が分かれるような採用をしているんですよね。
「地域限定職」「●●営業職」などの形で募集されるのがそれです。
ちょっと前にツイッターで話題になったのですが、婚活セミナーでこんなことを言う講師の方がいたそうです。
@yahata_0806
先生のお話だと、
「今どきは島耕作みたいに年を追って昇進して役職になるモデルではなく、
管理職や役職になる人は、そういう形態で別枠で雇用されているか、外から呼ぶので、
20代後半でそのくらいの収入が無い人は、生涯貰う事は無い」
とも言っていました。
— |*'з')@ぬころじ〜_総絵図改訂中 (@Necologie) 2015, 9月 12
この一連のツイートに関してまとめられたTogetterもなかなか興味深いです。
結論:会社が支えてくれる時代は終わり、サラリーマンの副業もやむなしである
というわけで、いまの日本は会社はあんまり給料をたくさんくれないので、サラリーマンの普通の給料だけでは団塊やバブル世代のような人生設計が描きにくいのです。
サラリーマンでも副業もやむなし、という時代になっていますし、ウチの会社の給料では大変やろーと思う企業では、副業も公認、あるいは黙認状態になっているのかもしれません。
サラリーマンの副業にはどのようなものがあるのか?
さて、サラリーマンの副業としてはどんなものがあるのでしょうか?
ざっくり大きく、3つのジャンルがある、ということで分類してみます。
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アルバイト
投資
自営ビジネス
この3つの副業のジャンルですが、それぞれに重なる部分もあったりします!
サラリーマンの副業アルバイト
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・収入の確実性 ★★★★★
・金額 ★★☆☆☆
・体力 ★☆☆☆☆
休日や終業後にアルバイトをします。働いたぶんだけ、確実にお金になるので、
手っ取り早くお金が必要な場合はバイトが一番です。
ただし、働いたぶんだけ・・・なので、投資や自営系の副業と違い、稼ぎはある程度決まっています。
よく、副業5万円の壁、などといわれることがありますが、時給1000円だとして50時間(土日で6.5時間×2日×4回/平日2.5時間×5日×4週)、というのは、この時間的・体力的な限界に沿った数字になっています。
コンビニ、スーパーのレジ、飲食店などのサービス業、女性の場合は水商売もありだし、コールセンターや資格試験監督などがあります。
ただし、副業アルバイトは内容によっては体力を使ったり、睡眠時間を削ることになったりするので、本業に差し障る可能性があるといえます。
2015年、マイナンバー制度というものが始まりました。
これから、ますます本業に内緒で副業アルバイトすることは難しい時代に突入しそうです。
まずは会社の職務規定を熟読し、副業に関する規則を知ってから、本業に差し障りにくそうなものを狙って応募してみると良いと思います。
サラリーマンの副業投資
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・収入の確実性 ★☆☆☆☆
・金額 ★★★★☆
・体力 ★★★★☆
サラリーマンの副業としては投資も考慮に入れたいところです。
管理会社を入れての不動産経営については、公務員でも許可される場合があります。
http://biz-shinri.com/civil-service-worker-side-job-4610
不動産、株、FXなどでしょうか。マンション経営などは、入居者を確保できれば、安定収入が見込めますが、
株式売買やFXは収入が不安定で、逆に損をする可能性もあります。
また、投資をする元手がある人は、本業でもそこそこ貯金できるくらい稼げている人が多いので、そのあたりは、
このエントリで述べている、給料を補填するような性質の「サラリーマンの副業」の趣旨を越えてしまうかもしれません。
2015年は、不動産、株、FXは「アベノミクス」と呼ばれるバブルに沸いており、基本的には相場が一方方向(円安、株高方向)に動いている状況でした。
とはいえ、株・FXでは時々すごい乱高下があるので、お金の体力がある人で、しっかり手間をかけ、自分が取れるリスクを見極められる人以外は安易に参入することはおすすめしません。
まずは、口座を作る、デモトレードで練習してみる、経済の動きを勉強する・・・ということから始めることをおすすめします。
サラリーマンの副業自営ビジネス
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・収入の確実性 ?
・金額 ?
・体力 ?
最後に、いわゆる自営系ビジネスです。
収入の確実性、稼げる金額、体力の消耗度は完全に個々の場合によりますが、スキル(できれば専門性の高いもの、短時間で多くの金額を稼げる価値のあるもの)を持っている人に向いています。
よくあるのは、
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・セミナー、外国語講師
・アフィリエイター
・クラウドソーシングで仕事(※アルバイトともいえます。)
・デザインやライティング
・ミュージシャン
・ネットショップ運営
・レンタルスペースで1日カフェの運営
などです。
私の場合、副業として、セミナー講師をやったり、アフィリエイトブログの運営をしたりしています。
アフィリエイトというと大体皆さんこういう方を思い浮かべると思いますが
今の時代は自分の書きたい記事を書いて広告を貼っておくだけで副業として成り立ちます。
別に派手な生活を見せびらかしたり、うさんくさいものを売り込む必要はありません。
どちらかというと、こういうイメージです。
ただ、自営系ならではの厳しさもあります。
セミナー講師は軌道に乗ればバイトより稼げて効率が良いですが、クライアントがいなければ収入ゼロだし、場所を借りたりすると経費がかかり、人気講師になれなければ、黒字するのは難しいかもしれません。でも、お客さんが一度にたくさん来れば、短時間でかなりの収入を得ることができ、時給の世界とは違う可能性が待っています。
アフィリエイトブログは、たくさんの人がブログを訪れるようになると、収入が発生するようになりますが、こなすことの分量も多いですし、なかなかコツをつかむまで大変だったりします。また、途中で面倒になってブン投げてしまうとただの時間の浪費になります。
収益が上がるまでには年単位でかかることもあり、「ちょっとの時間の無駄くらい問題ない」というレベルとは言いがたいです。
それでも、たとえ小額でも、働かない時間もブログがお金を稼いでくれるのは心強いですし、自分の好きなことで文章を書き、レスポンスがあるというのは、人によっては楽しいことだと思います。
というわけで、自営系の副業の場合は、お金になるようになるまで時間がかかり、お金の持ち出しすらある場合があります。
もちろん、そのまま、まったく芽がでない可能性もあります。
でも、自分の都合で仕事量をコントロールできますし、バイト先の人間関係や相場の上下もありません。
体力的・精神的な負担を抑えられる点では、サラリーマンの副業としては一番ふさわしいかもしれません。
SNSやブログを通じて、簡単に広告を出したり、人を集めたりすることができる時代になったので、スモールビジネスは始めやすく、成功もしやすいです。
いずれサラリーマンの副業の域を脱して専業となる、という将来を描くこともできます。
私はこの本を読んで、副業に本腰を入れてみようと思うようになりました。
サラリーマンの副業に向いている人と向かない人
サラリーマンでも、副業に向いている人と向いていない人がいると思います。
ざっくりと言うとこんな感じでしょうか。
副業に向いているサラリーマン(OL)
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・体力がある人
・仕事が暇・退屈な人
・非正規雇用で副業OKな人
・目標や計画があるひと
・特定のスキルがある人、あるいは特定のスキルを付けたい人
・自分でビジネスをしたい人
副業に向いていないサラリーマン(OL)
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・本業や子育てが忙しい人
・時間が余っていない人
・本業に満足している人
私の場合は本業は割と負担が少ない状況でしたし、職務規定上も問題がなく、
いずれ自分でビジネスをしたいと思っていたので、副業を始めました。
サラリーマンが副業することのメリット
さて、サラリーマンが副業することにメリットはあるのでしょうか?
私が思う副業のよさとは
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・金銭的に余裕が生まれ、新しいチャレンジができる
・本業では出会えない人に出会える
・より適性の高い職業に出会える可能性もある
・自分のスキルを高められる
・ビジネス系・投資系の場合、経費で落ちるものがある(※白色申告でも経費はある程度計上できます。)
といったところでしょうか。
立派な本職があるサラリーマンの方は、あまり副業に入れあげないほうがいいと思いますが、
副業をすることで、本業に好影響を与えることもありますし、キャリアは偶然から生まれる、という考えもあります。
副業を通じた出会いから新しいキャリアが始まることだって、ない話しではありません。
私は、クランボルツ氏の計画的偶発性理論を支持しています。
計画された偶発性理論(英語: Planned Happenstance Theory)とは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提案したキャリア論に関する考え方。
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。行動特性[編集]
その計画された偶発性は以下の行動特性を持っている人に起こりやすいと考えられる。
1.好奇心[Curiosity]
2.持続性[Persistence]
3.柔軟性[Flexibility]
4.楽観性[Optimism]
5.冒険心[Risk Taking]
「計画的偶発性理論」については、この本が詳しいです。
この行動特性はそのまま、副業するサラリーマンに必要なスキルでもあります。
また、自営「経費で落とす」ことは節税にもつながり、より自由な人生につながります。
自営で節税できる強みについてはこの本が詳しいです。
サラリーマンでも、自営系の副業の人で、事業収益と言えるような収入がある程度ある人は、白色申告で経費を計上することが可能です。
サラリーマンが副業することのデメリット
・体力的、精神的にキツイ場合がある
・本業がおろそかになる
やはりサラリーマンの本業あっての副業!という人は、少なからずいらっしゃると思います。
特に正社員や公務員として働いているのなら、その身分は貴重です。
副業をするにしても、できるだけその身分を生かす、おいしいところ取りで行くのが一番です。
サラリーマンの副業と本業の会社との関係
私はOLとして働いています(非正規雇用ですが)。
本業の職場の職務規定では、勤務時間以外であれば、副業は問題ないことになっています。
(非正規雇用の職場では、副業OKのところも多くありますよ。チェックしてみてください。)
本業の職場で「堂々と副業しています」とか「副業は●●です」、と周囲に漏らすことこそありませんが、経理や人事などのオフィシャルな手続き上では、特に他に収入があることを隠す必要はないので楽だったりします。
しかし、そんな職場ばかりではないですよね。
副業がバレることのデメリット
サラリーマンの副業がバレることのデメリット
・職務規定で禁止の場合、罰則が科せられることがある
・周囲に嫉妬される、借金を申し込まれる可能性
・本業で失敗した場合に評価を下げられる可能性
サラリーマンの副業はまだまだ、理解がされにくい部分があると思います。
会社に副業がバレないためには、どうすればよいのでしょうか?
副業はなぜバレる
サラリーマンの副業がバレるのはどこからか?というと、実は税金から、と言われています。
サラリーマンの場合、所得税と住民税が給与から天引きされているのですが、副業で一定以上の収入があった場合は確定申告を行います。
確定申告をすると、この住民税の計算が変わります。
同じような給料を貰っている人と違った金額になっていることに経理担当者が疑いを持ったりすることで、サラリーマンの副業はバレやすくなるそうです。
サラリーマンの副業とポイントサイト
さて、ここまでサラリーマンの副業について、ざっくりまとめてきました。
当サイト「ポイントライフ研究所」で紹介しているのは「ポイントサイト」で収入を得る具体的な方法です。
「ポイントサイト」はサラリーマンの副業とどう関わってくるのでしょうか。
ポイントサイトは副業?
このサイトで紹介しているポイントサイトを活用してお金を稼ぐ方法なのですが、副業とも言えるし、副業でないとも言えます。
ポイントサイトでは大きく分けて2つのお金の稼ぎ方があります。
・広告を利用したキャッシュバックとしてポイント(現金化できる)を獲得する
・友達紹介によるポイントを獲得する
友達紹介については、
1.友達を紹介するごとに1人につきいくらかのポイントを獲得できるサイト
2.紹介した友達の広告利用キャッシュバックから一定割合のポイントを獲得できるサイト
3.1・2の両方でポイントを獲得できるサイト
がありますが、ここではどちらも「友達紹介によるポイント」とします。
税制上の考えからは、「広告を利用したキャッシュバックとしてポイント(現金化できる)を獲得」した場合は「値引き」扱いで課税対象にならないという見解、もしくは「雑所得」となる、という見解の両方があり、管轄の税務署によって、判断が分かれるようです。
しかし、「友達紹介によるポイント」は、確実に「雑所得」になります。
入手したポイントを現金に換金した場合/現金として使用した場合(金券とした場合)にその額が課税対象になる、という見方が一般的であるようです。
ポイントをマイレージに交換した場合は一時所得≠副業
では、現金や金券にせずにマイレージにした場合はどうなるのでしょうか。
マイレージサービスは、一時所得にあたるが、課税されるのはマイルを利用した時ということになるそうです。
一時所得というのは50万円まで控除があります。
1マイルの価値については計算が難しいでしょう。交換元のポイントの価値で考えるのか、交換した航空券の価値で考えるのか・・・。他の一時所得と合わせて、明らかに50万円を超えていない場合は、申告の必要はないと考えられます。
一時所得であれば、副業ではないので、ポイントサイトでポイントを稼いでマイルにするのは、副業ができないサラリーマンでも会社にばれたりせずに利益を得ることができる、と考えられます。
一時所得とは、継続性のない一時的な所得のことを言います。
サラリーマン、OLだからこそ稼げるのがポイントサイト
ポイントサイトでまずこなしたい高額の案件は、FX会社の口座を作るか、高額キャッシュバックがあり、かつ(初年度)年会費無料のクレジットカードを作ってポイントを稼ぐという方法になります。
この方法は、社会的な信用のあるサラリーマン・OLだからこそやりやすい、とも言えます。
社会的な信用がない、と判断されれば、クレジットカードやFX会社の審査に通らないことがありますが、定職についている人は高い評価を得やすく、審査を通過しやすいのです。
手間がかからず、他の副業の入り口となる
ポイントサイトで稼ぐのは、PCがあれば理想ですが、スマホさえあれば、いつでもどこでもできます。
バイト中ばったり誰かと会ってしまって会社にばれた・・・なんてアクシデントも起こりません。
また、ポイントサイトは、ほとんど手間がかかりません。クレジットカードは申込み5分、FXの場合は申し込み5分+操作に10分~といったところです。他の副業、アルバイト系、投資系、自営系すべてに比べて、当サイトで紹介しているポイントサイトの攻略法は難しいコツがいるものではなく、ある程度誰にでもできることです。
そして、ポイントサイトで得た臨時収入や知識を元に、ブログアフィリエイトなどを始めたり、友達紹介をしたりして、より稼げる副業を展開していける可能性もあります。
当ブログでは、ポイントサイトの攻略についてまとめていますので、ぜひ目を通してみてください。